2008 08
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敏感肌エディター・Miyokoのクリニック探訪記
アトピー性皮膚炎と思わしき症状に悩み、クリニックを訪れたエディターMiyoko。その診察の模様をリポートします。こちらのクリニックの最大の特徴は、視診・触診を含めたていねいなカウンセリング。「初診の場合は、10~20分程度の時間をとり、ライフスタイルや日頃のスキンケアなどについてのお話を聞くようにしています。ストレスフルな生活を送っている、子どもの頃からアレルギー体質だったなど、トラブルに潜む根本的な原因を探るためにも、カウンセリングは何より大切と考えています」(今泉先生)日頃はどんなコスメを使っても、肌トラブルが起きることはほぼ皆無。が、年に1、2回程度のペースで、赤みに皮むけ、かゆみといった過敏症状に苛まれている私。去る1月、実家に帰省した折、またまた敏感肌状態に。 そこで、アトピー性皮膚炎の症例を数多く手がけ、かつアンチエイジングへの見識も高いドクター、今泉明子先生が院長を務める「東京ミッドタウン美容クリニック Noage(ノアージュ)」にて診察を受けてまいりました。初回となるこの日は、ルーペを用いた視診・触診からスタート。私の肌をすみずみまで見、触った結果、今泉先生曰く「この状態はアトピー性皮膚炎というよりも、乾燥性湿疹のようですね」。アトピー性皮膚炎とは半年前後もの長い間、特徴的な症状が継続していることが診断基準のひとつなのだとか。私のように、環境の変化や季節の変わり目に限って症状が出るケースは、ストレスや乾燥によって引き起こされる湿疹の可能性が高いそう。保湿剤に加え、ウロコ状に皮膚がめくれ上がり赤みと痛みを生じていた目の周り用にステロイド剤も。「急性期には症状を少しでも早く抑えることが大切なので、ステロイド剤も処方します。紫外線を浴びることで色素沈着を起こす可能性もありますが、朝はごくごくうすくのばすことでリスクは軽減できます。症状がおさまったら徐々に使用をやめていくことも可能だと思いますので、怖がらないで使用して。」と今泉先生。ステロイド剤にはネガティブなイメージを抱いていたけれど、場合によっては必要なのね~。使います。「このようなトラブルに見舞われないために気をつけていただきたいのは、“皮膚に抵抗力をつける”スキンケアを徹底すること。具体的には、肌に合った化粧水で保水=保湿を行なうことが最優先事項です」(今泉先生)この日、「Noage」で処方されたのは、過去に別のクリニックで処方されたものと同じ保湿剤。これまでのクリニックで受けたアドバイスと大きく異なったのは、化粧水、あるいはスキンケア・ウォーターで水分をたっぷり与えてから保湿剤をつけるよう指導していただいた点。このステップをプラスすることで、より肌のバリア機能が整いやすくなるのだそう。「皮膚科で処方された薬は、用法を自分でコントロールすることも大切。難しいかもしれませんが、疑問に思うことは恥ずかしがらずにドクターにどんどん質問してくださいね」(今泉先生)東京ミッドタウン美容クリニック Noage(ノアージュ)東京都港区赤坂9-7-4 ミッドタウン・タワー6F診療時間/11:00~20:00(平日)、10:00~18:00無休完全予約制・完全個室。一覧を見る [引用元:ELLE] anasui sk2 PR |

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